多くのフィギュアに使用されているPVCは、柔らかいため、押されたり収縮したりで変形しやすい素材です。そのため、量産時の個体差によっては組み立てがしにくくなってしまっている場合がございます。
篏合(組付け)が緩い場合
素材の性質上、何度か抜き差しを試したり、凹部より仕様以上に太い軸を差し込むことにより、凹部が広がり篏合が緩くなる場合がございます。
凹部が広がってしまった場合、凹部を冷やす、またはパーツはずした状態で数日置いていただくことで凹部が収縮し、症状が改善する場合がございます。冷蔵庫等の冷たい場所に数日置いていただくことをお勧めしております。
篏合(組付け)がきつい場合
素材の性質上、時間経過や気温の低下により、素材が収縮し凹部が狭くなることがございます。凹部が狭くなると、パーツの嵌合がきつくなります。
このような場合、パーツの凹部を温めていただくことで、症状が改善する可能性がございます。
パーツを温める際には、ドライヤー等をご使用いただき、触れた際に「熱い」と感じる程度まで温めていただけますと組付けがしやすくなります。
やけどの恐れがございますので、やけどするほどには温めず、温めたパーツのお取り扱いには十分ご注意ください。
ドライヤー以外にも、お湯につけていただくことで改善する場合もございますが、40度ほどのお湯に15分ほどつけていただく必要がございます。
※PVCの素材はかなりの高温で温めない限りは、溶けたり破損することはございません。
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